壁材施工要領
- エアー・ウォッシュ 銘木ウォール ラスティック 施工要領
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必ずお守りいただきたいこと
設計上の注意
- 屋外には使用できません。
- RC造への施工は避けてください。
- 台所などの火気を使用する部屋や内装制限を受ける場所には使用出来ません。不燃、準不燃、難燃には適合していません。
- 下地材の選定と構造が建築基準法や火災予防条例などの法令・法規に適合したものであるか、ご確認ください。
- 水のかかる場所、湿気の多い場所には使用出来ません。
取扱い上/保管上の注意
- 投げたり、乱暴に取り扱ったりしますと、角部、実部、表面を傷つけることがありますので、取り扱いには十分ご注意ください。
- 水がかからず、湿気の少ないところで保管してください。
- 直接、床やりん木の上に置かないで、必ずパレットの上に平積みしてください。
施工上の注意
- 天然木製品ですので、1枚1枚の木目や色合いが異なります。施工前には必ず仮並べをし、全体の調和をとってください。
- 加工する時には加工工具の注意事項を守って、安全に作業してください。必要に応じて、防じんマスク、保護手袋・保護眼鏡を着用してください。
- 胴縁(455mmピッチ以下)上に、必ず9mm以上の合板+9mm以上の石膏ボードの下地材もしくは9mm以上の合板に施工してください。
※下地材として石膏ボードのみは使用しないでください。 - 天然木製品は、木目や色合いの違いが生じることがあります。
また年月を経るにしたがって、紫外線を吸収し変色することがあります。あらかじめご了承ください。
廃棄上の注意
- 本製品を廃棄するときは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に従い、「木くず」として適正に処理してください。詳細は各自治体にご確認ください。
お手入れ・諸注意
- 日常のお手入れは乾いた布で乾拭きし、濡れ雑巾でのお手入れはお避けください。汚れがひどい場合、固くしぼった濡れ雑巾を用いてください。
- 万が一、水がかかった場合(濡れた場合)、速やかに乾いた布で拭き取ってください。
- 部屋内の湿気が多いとカビ等の発生が考えられますので、喚気を十分に行ってください。
- クレヨン、マジック等による汚れは、シンナーまたは染拭き用ベンジンを含ませた布で手早く拭き取ってください。(シンナー等を塗ったまま放置しないでください。)
- 製品に手すり・収納ボックス・テレビ・照明器具などの重量物や熱を発生する器具を取り付けることはできません。
壁材として施工する場合
(1)下地の種類と条件
柱、間柱、胴縁などの木質下地+捨て貼り合板(9mm以上)+石膏ボード(9mm以上)
注意
- 必ず施工前に下地の種類や状態を確認してください。
- 下地に段差やスキが無いことを確認してください。
- 商品の継ぎ目が重ならないように割り付けしてください。
(2)施工手順
あらかじめ準備するもの
- ①. 接着剤:ウレタン系接着剤
- ②. ステープルもしくはフィニッシュネイル
- ③. ステープル(幅4mm×長さ19mm以上)、フィニッシュネイル(釘頭2mm、長さ25~30mm)
- ④. エアーコンプレッサー:使用圧力の目安3~4kgf/cm²
※圧力設定は、コンプレッサーの能力や下地の材質によって異なります。施工前に必ず試し打ちを行ってください。
施工手順
- ①. 下記の図のように接着剤を塗布してください。
※接着剤の口径は8mm程度をお勧めします。 - ②. 下記の図のピッチで釘打ち施工してください。
- ③. 一段目の水平墨出しを行ってください。
- ④. 下地の目地と製品の目地が重ならない様に割付けしてください。
- ⑤. 横貼りの場合は壁面の下から施工をはじめてください。
- ⑥. 「入隅」、「出隅」、「見切り」部材はウレタン系接着剤とフィニッシュネイル併用で施工してください。
- ⑦. 入隅部材は製品より先に取り付けをしてください。
- ⑧. 縦張り施工の場合も横張り施工同様の手順で施工してください。
※製品の割付はセンター割をおすすめします。
入隅、見切り、出隅の納まり例
天井材として施工する場合
(1)下地の種類と条件
吊り木、野縁受、野縁+捨て貼り合板(9mm以上)+石膏ボード(9mm以上)
※野縁は18×45mm以上の十分乾燥したまっすぐな木材にプレーナー加工したものを使用ください。
※下地材を野縁に直交するように捨て張りして、不陸やすき間のないように施工してください。(2)施工手順
- ①. 下記の図のように接着剤を塗布してください。
※接着剤の口径は8mm程度をお勧めします。 - ②. 下記の図のピッチで釘打ち施工してください。
- ③. 製品の割付けはセンター割りをお勧めします。
捨て張り材の目地と製品の目地が重ならないように割付けしてください。 - ④. 張り始めの製品の雄実側(回り縁で隠れる部分)に釘打ちし、雌実側に指定のステープル・フィニッシュネイルで留め付けてください。
例 ) - ⑤. 張り終わりの製品を割付けにしたがってカットします。
雄実を挿入し、カットした雌実側(回り縁で隠れる部分)を釘止めしてください。
- 不燃銘木ウォール 施工要領
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必ずお守りいただきたいこと
設計上の注意
- 屋外には使用できません。
- RC造への施工は避けてください。
- 下地材の選定と構造が建築基準法や火災予防条例などの法令・法規に適合したものであるか、ご確認ください。
- 水のかかる場所、湿気の多い場所には使用出来ません。
取扱い上/保管上の注意
- 投げたり、乱暴に取り扱ったりしますと、角部、実部、表面を傷つけることがありますので、取り扱いには十分ご注意ください。
- 水がかからず、湿気の少ないところで保管してください。
- 直接、床やりん木の上に置かないで、必ずパレットの上に平積みしてください。
施工上の注意
- 天然木製品ですので、1枚1枚の木目や色合いが異なります。施工前には必ず仮並べをし、全体の調和をとってください。
- 加工する時には加工工具の注意事項を守って、安全に作業してください。必要に応じて、防じんマスク、保護手袋・保護眼鏡を着用してください。
- 下地の間柱は455mmピッチ以下、胴縁は303mmピッチ以下の間隔を基本とし、必ず捨て張り材を施工して下さい。
※捨て張り材は、厚さ9.5mm以上の石膏ボードを使用してください。(水まわり・キッチンパネルまわりには耐水タイプを使用してください。) - 天然木製品は、木目や色合いの違いが生じることがあります。
また年月を経るにしたがって、紫外線を吸収し変色することがあります。あらかじめご了承ください。
廃棄上の注意
- 本製品を廃棄するときは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に従い、「木くず」として適正に処理してください。詳細は各自治体にご確認ください。
お手入れ・諸注意
- 日常のお手入れに使用する洗剤は、必ず中性のものを使用してください。酸性、アルカリ性のものは避けてください。
- 洗剤は、ぞうきん等につけて使用してください。直接かけたり、吹きつけると表面に、シミ・変色が発生するおそれがあります。
- アルコールで強くこするとシミ・変色・木柄の消失などが起こるおそれがあります。
- タオルハンガー、フックなどを吸盤・両面で取り付けないでください。表面を傷つけるおそれがあります。
取り付けの際は、施工業者様に下地材をご確認の上、下地材に適したビス等を使用していただくか、下地受け材へ取り付けて下さい。
施工方法
(1)下地条件と施工
- ①. 捨て貼り材の継ぎ目には必ず受け材がくるようにし、段差のできないようにしてください。
- ②. 捨て貼り材と本製品の継ぎ目は重ならないようにしてください。
- ③. 本製品の取り付け前に必ず、水平・垂直の墨出しを行い、割り付けをしてください。
- ④. 捨て貼り材に段差があると接着不良の原因となり、本製品が脱落する原因になりますので、必ず平滑に仕上げてください。
- ⑤. 捨て貼りを行ってください。間柱や胴縁、コンクリート系下地への施工は、施工後の表面異常など、不具合の原因となります。
- ⑥. 下地は、内部へ外気が流入するような構造にしないでください。
下地や本製品に結露などの不具合が発生する原因になります。 - ⑦. 下地に雨漏れ、水漏れ、結露などがある際は、本製品に不具合が発生する原因となりますので施工しないでください。
下地構成例(壁)
(2)施工方法
- ①. コニシ(株)のボンドTM工法にて施工してください。(ボンドTM工法は、特殊両面貼着テープと接着剤を使用し下地材に接着固定する方法です。)
特殊両面粘着テープ:「ボンドTMテープW1」または「ボンドTMテープR1」
接着剤:「MPX-1」(変性シリコン樹脂系接着剤)
※釘止めでは製品の特性上、下地材に固定できません。
※基材の特性上破損しやすいので、出隅部分に木材等のコーナー剤を必ず使用してください。
(3)施工手順
- ①. 下地の確認と清掃
下地は不陸のないように仕上げてください。
施工面に木クズやホコリがある場合には充分に除去、清掃してください。接着不良の原因になります。
下地は充分に乾燥させてください。水気が残っているとシミが出る場合があります。 - ②. 墨出し・割り付け
製品の寸法・形状に合わせて下地に墨出し、割り付けを行ってください。その際に、製品のジョイント部分と下地ジョイント部分が重ならないようにしてください。
天然木を使用しているため、色や木目に特有の違いがありますので、施工前に必ず仮並べをして、色や木目のバランスをご確認していただき施工してください。仕上がりが更に美しくなります。
製品裏面にTMマークの貼り合わせ位置、MPX-1の塗布位置を決めてください。 - TMテープ貼り位置・MPX-1接着剤塗布位置
- ③. TMテープの貼り合わせ
あらかじめ定めた位置にTMテープを貼り合わせます。
貼り合わせ後に充分に圧着してください。
※TMテープの粘着面には直接手などをふれないでください。
※一度剥がしたり、剥がれたりしたTMテープは再利用せずに、必ず新しいものを使用してください。 - ④. MPX-1接着剤の塗布
指定の位置にMPX-1接着剤を液状に塗布します。
※塗布量を確保するために、ノズル先端は2方向からカットしてください。
※接着剤が製品の表面に付着した場合には、直ちにウエスで拭き取ってください。 - ⑤. TMテープの剥離紙の除去
TMテープ本体が接着面から剥がれないように注意しながら剥離紙を剥がしてください。剥離紙は防汚のため、施工直前に剥がしてください。 - ⑥. 貼り合わせ
表面保護シールを剥がしてください。
商品を所定の位置に貼り合わせます。
※貼り合わせは接着剤塗布後10分以内に行ってください。
※TMテープの位置を充分に加圧し、下地面と密着させます。
一度貼り合わせを行うと、ずらしなどの位置修正はできません。
(4)養生
- 施工後は傷がつかないように、段ボール・合板・養生材等で製品を保護してください。
- 養生テープは製品表面に直接貼らないでください。(塗膜・単板剥がれの原因となります。)
止むを得ず養生テープを使用する場合は、マスキングテープを貼り、その上から養生テープを貼ってください。