フローリング・複合フローリング・床材・挽き板・突き板のイクタ

アート×技術×伝統

木材に新たな表現を誕生させるプロジェクト。
ふたつの企画を同時に進めてきました。

ひとつは、フラワーアーティスト・川崎景太氏の花の細部まで映し出す作品『花グラフィック』を、木材にレーザー彫刻し忠実に再現すること。
ひとつは、木板に金箔を張り合わせる、金箔工芸の新たな表現へのチャレンジです。
美しく繊細なアート作品、最新のレーザー技術、緻密な葉脈まで表現できる職人の技が見事に融合し、
アクセントにもメインアートにもなりうる、画期的なビジュアル表現が生まれました。
花を愛で生活空間に安らぎと四季を取り入れて来た日本の文化は、最新技術と伝統工芸の出合いにより新たな１ページを築こうとしています。

撮影：白鳥真太郎

フラワーアーティスト川崎景太

1958年、東京生まれ。
フラワーフラワーアートでありながら、コンテンポラリーアートにも通じる大胆な空間インスタレーションに定評がある。ディスプレイやデザイン関連でも数々の賞を受賞。多彩な表情を持つ作品には「生きものとしての植物」という一貫した姿勢が通底し、現代社会に向けて「共生・共感」というテーマを投げかけている。
2014年、新たなブランド「Keita」を立ちあげ、さまざまなジャンルのなかで植物の魅力を追求する一方で、岡本太郎、イサムノグチ、藪内佐斗司、ルネ・ラリック、久保田一竹など、多くのアーティストの作品の魅力を生かしたインスタレーションも数多くこなす。