フローリング・床材の株式会社ikuta[イクタ]

フローリングマニュアルFlooring Manual

快適なフロアーライフのために天然木・シート塗装及びオレフィンシート化粧複合フローリングマニュアル

施工要領

施工要領
適用できる床暖房パネル
  • 温水マット(小根太入り・エコタイプ)をご使用ください。 ※リフォ-ムフロア-:5.5mm厚の温水マット限定。
適用できる床下地材
  • 捨て貼り工法(根太有り) ※下地材:合板(12mm以上)
  • 捨て貼り工法(根太無し) ※下地材:合板(24mm以上)
  • 二重床工法 ※下地材:合板(5.5mm以上)

床暖房用仕上げ材として使用する場合は、上記下地の上に温水マットを施工下さい。

施工補助材料

以下の、材料をご使用ください。

  • フロ-リング用スクリュ-釘(38mm)
  • フロ-リング用ステ-プル釘(38mm)
    ※リフォ-ムフロア-:巾4mm長さ38mmのステ-プル釘限定で使用下さい。
    注)フィニッシュネイルは使用しないで下さい。
  • ウレタン系接着剤もしくは変形シリコン系接着剤(コニシKU928C-X / セキスイフ-ラ-#55-S)
    注)酢酸ビニール系、木工用ボンド等は使用しないで下さい。
施工前のお願い

必ずお守りいただきたいこと

保管方法

立てかけ保管や、水がかかったり、直射日光のあたる場所に置かないで下さい。
反り、ねじれ、突き上げ、スキ等の原因になります。

接着剤
  • 床暖房用
    小根太の上および小根太の延長上の温水マット表面に塗布して下さい。(フロ-リング裏面、温水マット部分、発熱シ-トのフィルム部分には塗布しないで下さい。)
  • 非床暖房用
    捨て貼り合板上、200~300mmピッチで塗布して下さい。フロ-リング裏面塗布の場合は209ページの塗布状態を参照下さい。
突上げ・床鳴り防止

フローリングの伸びによる突上げ・床鳴り防止するため、フローリングの貼り始め、貼り終わりには、壁際に3mm~5mm隙間をあけて施工して下さい。

施工手順(床暖房用仕上げ材として使用する場合)
下地
  • 床下地は、スクリュ-釘と接着剤を併用して施工してください。
  • 床下地は、温水マット・発熱シートを施工する前に、床として充分な強度を持つように施工して下さい。
  • 床下地の含水率は合板:15%以下のものを使用し、段差(1mm以内)の無いようにして下さい。
    下地の強度が不足しますと施工後の突き上げ、目すき、変色、段違い、床鳴り、波打ちの原因になります。
  • 施工下地は、十分に清掃し、表面のゴミ・油など、取り除いて下さい。
温水マットの場合
  • 温水マット周辺部のダミ-合板は、温水マットと同厚の12mm合板を使用し、釘CN50(周囲150mm、中間200mm)と着剤を併用して、施工してください。また、継ぎ目に段差が無いように施工して下さい。
仮並べ
  • 床材の表面化粧材が、天然化粧(突板・挽板)、人工化粧(シート)問わず、あらかじめ仮並べをして全体のバランスをとって下さい。
  • 床材の表面化粧材は、天然木を使用していますので、色・柄に多少の差があります。あらかじめ仮並べをして全体のバランスをとって下さい。
温水マットの場合
  • フロ-リングの短手接続は、温水マットの小根太を中心に行って下さい。
  • 温水マットの小根太・発熱シ-トの小根太とフロ-リングは、必ず直交方向に取り付けて下さい。
  • 温水マットの小根太とダミ-合板の境目には、フロ-リングの短手接合部が重ならないようにして下さい。
施工
  • 接着剤は、小根太の上および小根太延長上の温水マットと、ダミ-合板もしくは床材裏面にビ-ト状塗布(間隔:303mm以下)
    ※接着剤は点付けでなく、小根太巾一杯に塗布して下さい。
    ※短手実部にも接着剤を塗布した状態にして下さい。
  • オスザネ部への釘止めはフロアー用スクリュー釘(長さ38mm~)又はフロアー用ステープル釘(長さ38mm~)を使用。
    ※小根太部分に達するように釘打ちをお願いします。
    ※長手側(6尺側)は303mm以内の間隔で7ヶ所以上、短手側(1尺側)には3ヶ所以上行ってください。
    ※短手側が145mm以下の場合は釘止めを2ヶ所以上行ってください。
  • 接着剤は床材裏に303mm以内の間隔でビート状塗布して下さい。両単辺はフロアーギリギリに塗布して下さい。
床暖システムの小根太及び捨貼りの釘打ち墨の上(床パネル桟上)に塗布する。

塗布量は1本(760ml)で坪当り0.5本が目安です。 ※床暖房用小根太部への接着剤塗布状態

  • ●釘は45°の角度で、長手凸サネ部に7個所以上、短手凸サネ部に3箇所以上、釘打ちして下さい。
  • 温水マットでは、小根太部分以外には絶対に釘を打たないで下さい。
  • ●施工時は必ず、凹サネ部と凸サネ部を勘合し、施工して下さい。
  • 釘頭による膨れが表面に出ていないか確認下さい。
  • 床の表面からの釘打ち施工をしないで下さい。
  • フロア-材の寄せ、はめ込みの際には、表面やさねを傷つけないよう、必ず当て木を使用して下さい。段違い防止のためにもさねのたたき込み過ぎにご注意下さい。
  • 高湿時の床材の伸びを考慮して、フロ-リングを壁下に飲込ませる納まりとするか、壁際にクサビ等を用いて3~5mm隙間をあけて施工し、貼り終わり後は、必ずクサビ等を取り除いて下さい。
  • 石框を使用する場合は、フローリングと石框との間に隙間(5mで1mm、10mで2mm程度)をあけて下さい。
  • 表面に付着した接着剤などは、ただちにシンナ-等を含くませた雑巾でふき取って下さい。
施工手順(床暖房用として使用しな場合)
下地
  • 床下地は、スクリュ-釘と接着剤を併用して施工してください。
  • 床下地は、充分な強度を持つように施工して下さい。
  • 床下地の含水率は合板:15%以下のものを使用し、段差(1mm以内)の無いようにして下さい。下地の強度が不足しますと施工後の突き上げ、目すき、変色、段違い、床鳴り、波打ちの原因になります。
  • 施工下地は、十分に清掃し、表面のゴミ・油など、取り除いて下さい。
仮並べ
  • 床材の表面化粧材が、天然化粧(突板・挽板)、人工化粧(シート)問わず、あらかじめ仮並べをして全体のバランスをとって下さい。
  • 捨て貼り合板の場合は、床材の継ぎ目と捨て貼り合板の継ぎ目が同位置にならないように割り付けて下さい。
施工
  • 接着剤は、捨て張り合板にビ-ト状塗布(間隔:303mm以下)。
    ※接着剤は点付けでなく、下図のように塗布して下さい。
  • オスザネ部への釘止めはフロアー用スクリュー釘(長さ38mm~)又はフロアー用ステープル釘(長さ38mm~)を使用。
    ※長手側(6尺側)は303mm以内の間隔で7ヶ所以上、短手側(1尺側)には2ヶ所以上行ってください。
    ※短手側が145mm以下の場合は釘止めを1ヶ所以上行ってください。
  • 接着剤は床材裏に303mm以内の間隔でビート状塗布して下さい。両単辺はフロアーギリギリに塗布して下さい。
施工後の養生について
  • ●施工後は、木屑・砂・ゴミを完全に取り除き、養生シ-ト等で隙間なく養生して下さい。
    その際必ず、フロ-リング用の養生テ-プを使用下さい。
    市販のガムテ-プなどは粘着力が強いため、表面を損傷する恐れがありますので使用しないで下さい。
  • 養生テ-プを剥がすときは、ゆっくりと剥がして下さい。急激にはがすと表面を損傷する恐れがあります。
  • 施工中、雨の吹き込みにより、フロア-の表面を濡らしますと、表面のハガレやシミの原因になります。
    特にナラ材は青ジミの原因になりますので、十分ご注意下さい。
他の施工方法
  • この施工要領書は、代表的な施工方法を説明しておりますが、該当しない場合もありますので、下地種類と施工方法を作業前に必ず下地メ-カ-へ問い合わせの上、間違いのないよう取り付けてください。

取扱いの手引

お気をつけください
日常で気をつけることは?
  • 直射日光が当たる場所や、外部から雨水が吹き込む恐れのある場所では、フローリングの表面劣化が促進されます。カーテンなどで直射日光をさえぎったり、雨水が吹き込まないように十分注意してください。
  • フローリングは湿気をきらいます。結露による水分を放置しないでください。
    結露が生じないように、換気には十分注意してください。
  • 床面に水分がこもるような寝具や通気性のないカーペットについては変色・シミ・カビなどの原因となりますので長期間のご使用をおさけください。
  • タバコ、アイロン、熱いやかんなどをフローリング上に直接置くと、フローリング表面の損傷の原因になりますので注意してください。
    直接高温の油などをこぼした場合はすぐにふき取ってください。
水回り
水廻りにフローリングが施工されているのですが、日常メンテナンスで注意することは?
  • 水が飛び散ったら、すみやかに拭き取ってください。フローリングは本質的に水気を嫌います。常時水の飛び散る恐れのある台所や洗面台周辺は、マットを敷いて保護してください。
  • 水をこぼしたまま放置したり、マットを濡れたまま放置しておくと、シミ・カビなどで美観がそこなわれることがあります。更に長期にわたり水がかかりますと、表面がひび割れたり、はがれることがあります。そのまま放置せず、その都度乾かしてください。
虫喰い
フローリングに小さい穴があき、木の粉のようなものが出て来たら?
  • 木部についた虫害と考えられます。一般的にフローリングは製造工程で高温高圧処理されるため、虫や卵は死滅します。
    その後の流通段階や施工後に、外部から虫が飛来して産卵し、虫食いが発生する場合があります。
    万一発生した場合は専用薬剤を散布・注入するなど、早期対応が必要です。
    専用薬剤はホームセンターなどでお求めいただけますが、処理専門業者にご相談されることをおすすめいたします。
ピアノなどを置く場合
ピアノなど重量物を置きたいのですが、フローリングの強度は大丈夫ですか?
  • 2階に重量物を置くことは極力避けましょう。強度不足から、床が抜けるなどの事故が発生する恐れがあります。またピアノを設置する場合は、ピアノの脚の下にゴムなどの緩衝材を敷いてください。
  • ピアノや大きな書棚などの重量物を置く場合は、根太強度など構造上の問題がありますので、施工店に事前に確認してください。
表面の傷
フローリングにキズがついてしまったら?
  • 小さいキズならば、家庭でも目立ちにくくすることは可能です。
    キズの箇所にフローリングと同系色の補修用クレヨンを塗り込み、余分な補修用クレヨンを布で拭き取り、ワックスを塗布します。
    補修用クレヨンはホームセンターなどで市販されています。
フローリング表面のキズを防ぐ方法は?
  • テーブルやいすをひきずりますと表面を傷つけることがあります。
    脚元にフェルトを張るか、カーペットを敷いてください。
キャスター付きのいすを使用していますが、使用頻度の多い箇所の表面の損傷がひどいのですが?
  • キャスター対応商品でのご使用をお勧め致しますが、あくまでも汎用商品に比べてキャスターによる凹み傷がつきにくくなっている商品です。
    キャスターの形状や使用頻度によっては凹み傷が目立ってしまったり、破損してしまったりする場合が有ります。
    使用頻度が極端に多い場合は厚手のカーペット等の保護材で保護して下さい。
家具を移動するときの注意点は?
  • 家具などの移動によりいったん表面を傷つけますと、完全に元通りの修復は不可能です。
    移動する時はフローリング表面を傷つけないよう十分注意してください。
玄関マットやカーペットを固定するため、両面粘着テープを使用したいのですが?
  • 市販の粘着テープは時間の経過とともに粘着力が劣化、硬化するなど、はがす時にフローリング表面をいためることがありますので、使用しないでください。
暖房器具をご使用の場合
ローリングの上に、電気カーペットを敷きたいのですが?
  • 一般用フローリングに電気カーペットを使用しますと、熱により継ぎ目に極端なすき間や表面にひび割れ、変色を生じますので使用しないでください。
    なお電気カーペットに対応できる商品もありますので、施工されたフローリングが電気カーペット対応品かどうかを施工店にご確認ください。
フローリングの上で温風ヒーター、反射式ストーブを使用したいのですが?
  • 一般用フローリングは、温風ヒーターの吹き出し口周辺で、熱がかかると継ぎ目にすき間や表面にひび割れ、変色を生じます。
    温風ヒーターの熱風や反射式ストーブの熱が直接フローリングの表面に当たらないようにしてください。
床暖房
床暖房専用フローリングが施工されていますが、床暖房使用中に継ぎ目にすき間が発生したが?
  • 暖房用フローリングといっても含水率低下によるフローリングの収縮で、すき間が発生することがあります。
    床暖房を使用しなくなると、空気中の湿気を吸収してフローリングは伸びてすき間は軽減します。
床暖房を使用する場合、気をつけることは?
  • 暖房中の床面にじゅうたん及びカーペットを敷かないでください。熱がこもって反りや歪みなどが発生する可能性があります。(またホットカーペットの同時使用はしないでください。
    ただし、毛足8mm未満の床暖房対応カーペットは使用できます。)
  • 暖房面の上に家具やピアノなどを直接置かないで下さい。
    (床との間に敷板などを入れる等して、熱がこもらない様にしてください。)
  • 暖房面にスプレー缶などを置かないでください。温度上昇で破裂し、火災・爆発の危険性があります。
  • 床暖房中、床面に長時間接していると、低温やけどを起こす可能性があります。
    特に、お子様、体の不自由な方には、充分注意して下さい。
  • 床暖房の上に、衣服や布団などを置いて乾燥用として使わないで下さい。反りや歪みの原因となります。
  • 床面に釘、ビスなどを打ち込まないでください。床暖房機器を破損する恐れがあります。
  • 床暖房を設置した部屋を歩いたときに、歩行感が若干異なることがあります。これは床暖房システムの構造上おこりうる現象でやむを得ないことです。故障や破損などではなく実使用上特に問題はありません。
室内空気環境について
シックハウス症候群とは?
  • 住宅で、目がチカチカする、のどが痛い、めまいや吐き気、頭痛がする、などの「シックハウス症候群」が問題になっています。
    その原因の一部は、建材や家具、日用品などから発散するホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどの揮発性の有機化合物(VOC)と考えられています。
    「シックハウス症候群」についてはまだ解明されていない部分もありますが、化学物質の濃度の高い空間に長期間暮らしていると健康に有害な影響が出るおそれがあります。
  • フローリング及びその他内装建材については、建築基準法の規制によりホルムアルデヒドの発散は制限以下になっています。
    このほかにも、家具・カーペット・インテリア材などからも、揮発性有機化合物が室内空気中に発散されることもあります。
    また通常の生活で使用する防虫剤・芳香剤・消臭剤や、ダニ・カビ・ほこり・タバコなどの室内空気を汚染するものがあります。
気をつけることは?
  • 揮発性物質は極めて微量でも臭気を感じることがあります。
    また気密性の高い住宅や施工直後で気密状態におかれた場合なども臭気を感じることがあります。
    このような場合は窓を解放するなどして換気を十分おこなってください。
  • 家具・カーペット・インテリア材についても、揮発性有機化合物の発散が少ない商品を選定してください。
光・水などによる変色
サッシ廻りで気をつけることは?
  • フローリングは直射日光に長く当たりますと、熱や紫外線によって変色したり、表面にひび割れが発生する場合があります。
    直射日光は、カーテン、ブラインドなどでさえぎるようにしてください。
    また雨水が吹き込まないように十分注意してください。
    また冬場などで結露水が床面に落ちたら、すみやかに拭き取ってください。
室内に観葉植物を置いていますが?
  • 観葉植物などの鉢には、必ず水受け用の皿などを敷いてください。
    また時々置く場所を移動してください。
    万一水が床にかかったらすみやかに拭き取ってください。
室内でペットを飼っていますが?
  • ペットの排泄物をそのまま放置しますと、水をこぼした場合以上に変色などでフローリングの美観・品質をそこなうことがあります。
    直ちに固く絞ったぞうきんできれいに拭き取ってください。
    またペットのツメでフローリングの表面を傷つける場合もありますので、ご注意ください。
子供がクレヨンで落書きしたが、取る方法は?
  • レヨン、マジックなどがフローリング表面に付着したときは、アルコールまたはシミ抜き用ベンジンを含ませた布で軽くすみやかに拭き取って下さい。
フローリング表面にしょう油、コーヒー、洗剤、カビ取り剤をこぼしたときには、どのようにすればよいのですか?
  • 放置しておきますと変色の恐れがあります。
    そのほかに毛染剤、パーマ液、靴墨も同様です。
    木目や目地に染み込む前に直ちに固く絞ったぞうきんで拭き取ってください。
フローリングが変色した場合はどうしたら良いですか?
  • 部分補修は可能ですのでハウスメーカーや施工店に問い合わせてください。
脚にゴムの付いた椅子やテーブルを動かしたら床の表面に跡が残りましたが?
  • ゴムやプラスチックを長時間置いておくと床の表面に色が移ることがあります。毎日動かすことの多い椅子やテーブルの脚には、市販のフェルト付きカバー等を取り付けて下さい。
    もし跡がついた時は固く絞ったぞうきん、アルコールまたはシミ抜き用ベンジンを含ませた布等で拭き取って下さい。
    取れない場合、部分補修は可能ですので、ハウスメーカーや施工店に問い合わせください。
伸び縮み
わずかですが、フローリングとフローリングの継ぎ目にすき間が出来てきたようですが?
  • フローリングは水分変化で伸び縮みします。日常生活では下記の点にご注意ください。
    エアコンや強制排気型の暖房装置を連続使用する場合は、室内が過乾燥となり、フローリング継ぎ目にすき間や表面にひび割れを生じることがありますので、加湿器の併用をおすすめします。
    望ましい室内湿度は約45~70%です。
  • 1%程度の水分変化でフローリング(合板)は約0.02%伸び縮みします。
    (含水率が5%変化することで、1.8mあたり 1.8㎜の変化となります。)
    実際の施行では接着剤と釘にて固定しているため、1.8㎜までの伸び縮みはありませんが、使用条件により継ぎ目に多少のすき間が生じることがあります。
フローリングの種類と選定
フローリングの選定に当たっての注意点は?
  • フローリングには大きく分けて、一枚の木材を加工して製造したムクの単層フローリングと、合板などの基材に様々な表面材を張り合わせた複合フローリングの2種類があります。
    ここでは複合フローリングについて説明しています。
  • フローリングといっても性能は様々です。その性能を充分ご理解の上、適材適所でご使用ください。
    用途・性能別に分けると次の通りです。
    (1)一般(上履き)
    (2)重歩行用(土足用)
    (3)床暖房用
    (4)耐クラック(クラックレス、電気カーペット、温風ヒーター他)
    (5)防音(下階への生活音を和らげる)
    (6)その他(キャスター対応、車イス対応、水廻り他)
    (7)低ホルムアルデヒドフローリングのJAS規格
    性能区分 平均値 最大値
    F☆☆☆☆ 0.3㎎/L 0.4㎎/L
    F☆☆☆ 0.5㎎/L 0.7㎎/L
    F☆☆ 1.5㎎/L 2.1㎎/L
    ※当社の製品はすべてF☆☆☆☆適応品です。
  • 品質・性能が保証されたJAS製品をおすすめします。
木材の特徴
フローリングの色がそろってないようですが?
  • 表面に天然木を使用しているフローリングがあります。
    天然木は一枚一枚色柄に特有の変化があります。
    それが人工的な工業材料と大きく異なった点であり、趣のある木材の特徴でもあります。
    製造工程で極力色合わせするなど工夫していますが、まったく同じ木目・色調になることはありません。
    天然木のため限度があることをご理解ください。
フローリングの表面に小さな節・黒いスジ(入り皮等)がありますが?
  • 表面に天然木が使用されているフローリングもあります。
    同じ樹種でも一本一本個性があります。木目、色調が異なるのはもちろん、成長過程で生じる節や斑・入り皮なども天然木ならではの特徴です。
    天然素材を有効に使うためある程度のバラツキが生じることを、あらかじめご理解ください。
歩くと床から音がするのですが・・・。
  • 音の程度にもよりますがフローリングの継ぎ目部分がすれて音が発生していることが考えられます。
    これは木質床材(フローリング)が天然素材であるため、木の性質として調湿機能が働き、伸び縮みが生じることによって発生するもので、特性上やむを得ない現象です。
    製品の性能、使用上特に問題はありません。
使用していると色が変化してきたように感じるのですが?
  • 天然木を使用した製品は、日光(紫外線)により色が濃くなる「変色」や色があせる「退色」という性質があります。
    日光(紫外線)が当たる箇所と当らない箇所の色合いに差が生じることがあります。
日常のお手入れ
お手入れする時に気をつける点は?
  • 弊社床材はWAXフリーやノンWAX仕様になっていますので、日常のお手入れは乾拭きをおすすめします。
    もしワックスがけを希望される場合は、イクタ推薦の木質フローリング専用のワックスをご使用ください。
    (但しワックスをかけた場合、フロア表面が本来の風合いから変わる他、製品本来の塗膜性能が得られなくなりますのでご注意ください)。なおご使用前にはワックスの注意書きをよく読んで正しくご使用ください。
  • モップや化学ぞうきんをご使用の場合は、水濡れ箇所、ワックスがけの直前・直後には絶対に使用しないでください。
    使用後は床面に放置せず必ず専用の袋に入れて保管してください。
    ワックスが白くなったりフローリングが変色する可能性があります。
    ドライタイプの商品をお勧めします。
    ウェットタイプの商品は使用をお控えください。
  • フローリングは本質的に水気を嫌います。日常のお手入れは乾拭きしてください。濡れぞうきんを頻繁にかけますと、表面にひび割れや変色を生じることがありますのでご注意ください。
お手入れ方法は?
  • フローリング表面のゴミ・ホコリを取り除きます。
    電気掃除機できれいに清掃してください。特に汚れのひどい箇所は固く絞ったぞうきんで拭き取ってください。
    また、スチーム洗浄機を使用されますと突き上げ、ふくれ、ひび割れ、カビ、変色、白化などが生じることがございますので使用は控えてください。取り除きます
  • 汚れを落とします。
    ウェット式フロアワイパーを使用するか、水または中性洗剤を水で希釈して、固く絞った雑巾などで床面の汚れを取り除きます。
  • フローリングは水を大量に使用すると様々な影響の出る恐れがあります。
フロアーコーティングを依頼する場合、気をつけることは?
  • コーティングの種類、施工方法によっては、表面材の変色、剥がれ、ジョイント部分の突き上げ・床鳴り等のトラブルが発生する事例があります。コーティングの施工業者を選定される場合には、業者の施工実績等の信頼性を、お客様にて充分ご検討をお願いします。万一、コーティングに拠るトラブルが発生した場合には、弊社での責任は負いかねますのでご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
ワックス塗布による不具合
塗装床でワックスを塗る場合、特に気をつけることは?
  • ワックス使用方法を誤ると、べとついたり白くなったり粉状になるなど、異常を起こす場合があります。
    特に室温が低い場合(5℃以下)や雨天で極端に湿度が高い場合は、ワックスがけを避けてください。
    なおご使用前にワックスの注意書きを良く読んで正しくご使用ください。
  • ワックスはメーカー推薦の木質フローリング専用ワックスの塗布をおすすめします。
    推奨WAXはリンレイ「ハイテクフローリングコート」及び「ハイテクフローリングコートつや消し40」になります。
    オイルスティン仕上げ、ロウ引き仕上げなどの特殊塗装の床材については、事前にメーカーに使用できるワックスをご相談ください。
  • ワックスの種類(特に油性ワックスや油脂・ロウの入った水性ワックスなど)によっては、滑りやすくなる場合がありますのでご注意くださいください。
エアー・ウォッシュ・フローリング プリオス プリオス 介護とペットのワックスがけについて

オレフィンシート化粧フローリング「エアー・ウォッシュ・フローリング プリオス」は、室内照明対応の光触媒で菌・汚れ・匂いやシックハウスの原因物質を除去するフローリングです。
オレフィンシート化粧フローリング「プリオス 介護とペット」は、表面が滑り難く、凹み傷・すり傷が付き難い仕様になっています。
両製品ともワックス塗布の必要はありません。

ワックスをかけても差支えありませんが、ワックスがけをされますと、「エアー・ウォッシュ・フローリング プリオス」の光触媒性能が低下します。
また「プリオス介護とペット」の防滑性能、耐傷性能はワックス被膜の性能になり、本来の製品性能ではなくなります。

もしワックスがけをされる場合の推奨ワックスはリンレイ「ハイテクフローリングコート」になります。
日常のお手入れ等は、天然木・シート化粧塗装フローリングと同様になります。